ギターの練習中、思った通りに弾けなくてガッカリしたりイライラしたりする時がありますよね。そこで質問です。
「何にイライラして、何にガッカリしたのですか?」
まずギターを置いて目を閉じてましょう。そのイライラ、ガッカリした演奏を思い出してください。(キツイかもしれませんが💦)その流れを①スキャンと仮称します。
次に原因究明します。コードが遅れて押さえてしまう事、ストロークのリズムが遅れている事を見つけたとします。その流れを②ヒットと仮称します。
次に「どうするか?」を考えます。左手の薬指をしっかり押さえる事やピックの持ち方を修正するなど「次はこうしてみよう」をなんとなくでいいので決めてください。その流れを③シンクと仮称します。
次に実行に移ります。自分で発見した考えを最小限にまとめて深く考えず、まずは途中で停止せず最後まで弾いて自己修復を試みます。その作業を④リペアと仮称します。
多くの方は「早く上手くなりたい🔥」と焦るがゆえに、弾き→止まり→弾き→止まりの同じ繰り返しです。上達が早い人は無意識に①スキャン(探求)→②ヒット(発見)→③シンク(思考)→④リペア(修復)を実行していると思います。
今回ブログ用の即席造語なのですが💦頭文字とった「スヒシリ法則」の流れを癖付けてギターを弾いてみてください。自分の力でギターが上達するはずです💡
でも…スヒシリ法則実行中、絶対に言ってはいけない、浮かんではいけないワードがあります。それは…わからない(理解不能)です。すぐ全てを諦めてしまう原因となり、ヘタになっていく原因になる危険ワードです。私のレッスンでもそうですが「わかりません」と「忘れました」を繰り返す癖のある生徒さんは…なかなか大変です。少しずつでもいいのでスヒシリやってみませんか?
そんなブログの流れではありますが…ちょっと意地悪な質問させてください🙇
「そんなに早く上手くなりたいですか?」
多くのギター初心者さんはギターを手にした瞬間、秘めた才能のおかげで練習せず凄いテクニックを弾けることを夢見ます。そして上手く弾けない事実にガッカリするのです。私も最初そうでした💦
でも…仮定として、あなたが凄く上達したとしましょう。数日で天才的になんでも弾けます。人からも凄いと褒められたとしましょう。その後は…もうないです。ワクワク感なく、つまんないです。早く辿り着いたら虚無感でギターを弾くことはないと思われます。ヘリコプターで登頂したエベレストは達成感がなさそうなのと似てますかね?(う~ん…ここはなんともです💦)
初心者から上手くなっていく景色を楽しみませんか?「やったキレイに弾けた」「ちょっと成長した」って感じて成長を楽しんでみませんか?私は今でもギターコードのDを綺麗に響かせることが出来たあの日の感動が忘れられません。
年齢は関係ありません。ギターを始めたその日があなたにとってベストな時期だったと信じてください。早かれ遅かれその成長の感動は手に入ります。
最上級の上達の秘訣はシンプルに楽しむことなんでしょうね🌈イライラ・ガッカリせず冒険心もって楽しみましょう🌈
あっ💦画像はやまべ音楽&ギター教室の6月ウェルカムボードです!いつもtakami先生が生徒さんに愛情込て描いてくれています!