sacrament特設サイトをご覧くださいましてありがとうございます。こちらではアルバム情報や販売、アルバムコメント、ライブ&レディオ出演スケジュールなどUPしております!↓に漫画「ワンパク陽気くん」からサクラメント大騒動」を書き下ろししていただきました♪
アルバム名「sacrament」
アーティスト 山部大喜(yamabe taiki)
発売日 「2016年7月19日」
カバーデザイン「satuki yamabe」
ケース 「紙ジャケット」
曲数 「全12曲 total 28分」
価格 「1000円」
販売枚数 「限定100枚」+「追加50枚」完売しました!
販売場所 「やまべ音楽&ギター教室」「全国郵送販売+送料100円」
レコ発ライブ、レディオ出演 スケジュール
8月22日(月) ロッキンレディオ出演! FM791 熊本シティエフエム 16:00~ 終了!
8月22日(月) KUMAMOTO MUSIC BAN!! オンエア!AM1197 RKKラジオ 23:00~ 終了!
8月27日(土) サクラメント アンプラグド ライブ atバトルボックス/開場19:00~当日¥1000-ドリンク持込OK 終了!
9月10日(土) サクラメント アンプラグド ライブ atケンレノン/開場20:00~/当日¥1000-ワンドリンク別 終了!
「sacrament」アルバム紹介のYoutubeです!
sacramentの聴いていただいた各界の皆様からありがたいコメントを頂きました。一部ではありますがご案内させてくださいませ。(順不同)
始まり
熊本地震、本震6日後…私は「敗走」すると決めました。佐賀、長崎のありがたい支援のおがけで県外避難します。長崎での避難先…グラバー邸へ歩く途中、大浦天主堂が目の前に現れます。「祈りたい」という衝動から、私達家族は天主堂に入りました。祭壇の前に立った瞬間、「アルバムを作ろう」と決意しました。
私が尊敬するアーティストはクリスチャンが多いことから、昔からキリスト教をテーマに作りたいという想いがありました。しかしながら、私はキリスト教徒ではないし、海外、本場の教会を体験したことがありません。大浦天主堂は和製大聖堂でした。そして、心から「祈る」という行為が自分からあふれた、この2点から「sacrament」を制作を開始したのです。
レコーディング
始める前にいくつかテーマを決めました。
「初期衝動」「天主堂のカビの臭さの表現」「完璧を目指さず運命と信じる」「音の絵」「4トラック限定」
余震で揺れる中、録音を開始します。テーマを見失わないよう作っていたように思います。
出来た順番は、サン&ムーン スターズ、エンジェル、羊の眠り、singing love、最後にハレルヤでした。
楽曲の弾き方は、ストローク、アルペジオ、スリーフィンガーで悩みます。私はスリーフィンガーが苦手なのでとても悩みましたが、多くの曲にこの奏法を取り入れました。どこかでスリーフィンガーの復権を願っていたのかな?と思います。
ミックスダウン
カセットMTRに1曲、1テープという形でミックスダウンしました。今では貴重な12個のハイポジのカセットテープを消費…なぜテープに?理由はテープコンプと音に膜を張るためです。手間はかかりますが、若いころ、結構やっていた手順なので楽しいです。
マスタリング
依頼するか、自分でやるか…かなり悩みましたが、自分でやることにしました。
テープコンプと手動のフェードインアウトは出来ているので、イコライザーで要らない音圧を削ります。次にステレオエンハンサーで拡げます。最後にマキシマイザーで底上げして終わりです。この作業は本当に辛かったです。怖かったのが、その日の気分でアコギの音がギブソンに変化することでさえも可能だったこと。ここで役に立ったのが最初に掲げた5つのテーマでした。次のアルバムではマスタリングエンジニアに依頼したいです。
最後に
良い音とは?…良い音を知っていれば…良い音を作るには…そんな戦いでした。先人たちが残した良い音を参考にして、音の芯を捉えて覚える。そんな戦いでした。いい音楽家とは「音を知っている」のだと知りました。
発売前、恐ろしいほど自信がなくなります。「無駄なのではないのか?」
発売して多くの方にsacramentのご感想をいただいております。今は心からアルバムを出してよかったと思うのです。